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2017年4月22日土曜日

あたらしいうたっ

『ねこが鳴く朝に』

やらなきゃいけないことにおわれて
休んでいる暇もなく
同じ道をいったりきたり
重い荷物を運び続けて

なくならない重荷は
どこか遠くの街へ
誰かの役にたつのかな


赤い電車を飛び降りて
人が多い改札を出る
心走る、足どりはやく
きみがいるところへ

なにも迷わずゆけるよ
なにも迷わずゆけるよ
心のままに


ねこが鳴く朝に
愛しさがある

きみが隣にいる夜は
蒼くやさしい場所になる


窓から見える景色が
オレンジの夕陽で満たされ
なにもしない時間が
かけがえないような気がして
ただきみと
よりそっている
ふたりの世界


しあわせすぎると
なにか見落としてそうで
こわくなるけれど
この先のことはわからないから
きみといるこの時間があるかぎり
その心のそばに


ねこが鳴く朝に
愛しさがある

きみが隣にいる夜は
蒼くやさしい場所になる

ねこが鳴く朝に
愛しさがある

きみが隣にいる日々は
蒼くやさしい朝がくる

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